本を読む人は、
それだけで、選ばれた人たちなのです。
すべての人が本を読むわけではありません。
本を読む人は、100人に1人です。
本を読む人は、自分がそうなので、みんな本を読むものだと思い込んでいます。
でも、それは勘違いなのです。
100人に一人と言えば、学年に3人くらいです。
それでも、日本全体で100万人いるのです。
100万部売れるベストセラーは、めったにありません。
つまり、それが本を読む人の数の上限なのです。
100人に一人という見積もりは、決して大げさではありません。
実際には、もっと少ないと考えていいでしょう。
「電車の中で、本を読んでいる人が大勢いるのに」
「本屋さんに行けば、大勢いるのに」
そう考えるのは、あなたが本が好きで、本を読む人に目が行くからです。
400冊以上の本を書いていても、「どういうお仕事をされているんですか」と、よく聞かれます。
なぜなら100人中99人は、本を読まないから当たり前なのです。
本が好きということは、それだけで、100人に一人の選ばれた人たちなのです。
|